新型コロナウィルスについて

実際には、昨年末から、感染が始まったとされる新型コロナウィルス。
当初は世界中がそれほどまでと思わず、東京2020オリンピックも完全な形で行うとまで、危機感は薄かった。
若者は感染しても重症にならないから、と関心は薄く、専門家によれば年配の基礎疾患のある方だけが危ないと。。。
私は志村けんさんの死は膝から崩れ落ちるほど悲しかった。志村さんのお兄さんの話を聞いて涙が止まらなかった。
世界で多くのかけがえの無い命が奪われていくうちに、戦争とも思える脅威は本物となった。
緊急事態宣言なども発令されたが、私自身は、政府におんぶするところはするが、まずは自身が感染しないことが最優先であると考えた。
国を挙げて1つになる必要がある、と。
今、私たち「タテル ヨシノ」は、人の命を最優先に考え、感染を断つために長期の休業をしている。
休業中のスタッフは、もちろん徴兵でもなく、個人の考えにより、人の足りない場所に行き、スーパーやコンビニ、配送業、清掃業、役に立つかはわからないが、医療機関、マスク製造、防護服製造、人工呼吸器工場を手伝うことは可能だし、大事だとも思う。
ただそうやって多くの人々が外出する事で感染が止まらない。
私としては「結局は家にいるのが1番」という結論に至り、タテルヨシノ全店の休業を決めた。

おそらく同じような考えにより、今、日本の多くの商店やレストラン、居酒屋、サウナなどは緊急事態宣言の要請により自粛休業していると思われる。

フランスではどうだろうか。フランスでは、大規模なロックダウンを延長していて、失業者に給料の8割を国が負担している。やはりレストランは休業しているのではないだろうか。

私は日本も、個人事業や各企業が継続するために国の支援は必要不可欠だと考える。
日本の最悪のシナリオを考えれば、国が滅亡の危機に堕ちいったと思えば、今、国にあるお金は全てこの新型コロナウィルス感染防止のために使ってもいいのではないかと私は思う。
SNSを使ったビッグデータも活用が進んできている。医師会からの要望もある。
私たちがすることは、各人が各々納得するまで考え実行することだ。
決して何かのせいにしないことだ。
ポジティブに考えるなら、このまま全国民が自粛し、感染を止める気持ちをひとつにして立ち向かわなければならない。

東日本大震災の時、今も原発を含め復興中の日本、あきらめない日本人を世界中から絶賛された。今こそ団結してこの脅威に立ち向かう時だと思う。

私は、これからのフランス料理が、このままこのウィルスと上手く付き合いながらどこへ向かえば良いか、今も考えている。

2020年4月14日